皆さんは、自身が暮らす家や部屋をコーディネートした経験はあるでしょうか。家具やツールを揃えていく上で、素材や配置箇所に気を遣った方も少なくないはずです。
これは、プライベートのみではなく、仕事においてオフィスのインテリアを考える上でも重視されます。特に、会社自体の評価にも繋がるため、決して甘く見てはいけません。ここでは、オフィスのインテリアが与える影響と有効な活用方法等について解説します。
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オフィスのインテリアが与える影響
オフィスは、自身が経営している企業の印象を与える点において欠かせない存在です。より良いイメージを抱かせるためには、インテリアから入念に考えていかなければなりません。例えば、見知らぬ人と会話する時は、大半の方が第一印象を重視するでしょう。特に、面接等のように重要なシチュエーションでは、服装をしっかりと整えて挑むはずです。
オフィスの内装は、人間に例えると容姿を表します。良いに越したことはありませんが、既に造られている建物の形状にも大きく影響される要素です。一方で、インテリアを人に置き換えると服装のコーディネートにあたります。努力次第では、十分に改善ができるポイントです。身だしなみの管理と同じように、オフィスのインテリアもまた目を見張るものを目指していきましょう。
オフィスのインテリアの有効な活用方法
オフィスのインテリアを設定していく際には、ただ闇雲に豪華な家具を並べればいいというわけではありません。全てにおいてイメージブランディングが重要で、会社のシンボルに似合った道具を揃えていくことがコツです。インテリアがしっかりと整えられていると、顧客に与える印象も大きく変わります。大事な要素を4つに分けて紹介していきましょう。
色やデザインを統一する
オフィスのインテリアを整えていく上で、まず心がけなければならない点が色やデザインの統一性です。数あるポイントの中でも、最もシンプルで整理しやすい部分になるでしょう。家具等の色を決めていく前に、企業のイメージカラーを想像します。明るい雰囲気を持ちたいのであればカラフルなもの、落ち着いた職場を作る際にはシックな道具を揃えていきましょう。
デザインに関しては、イメージカラーに合ったものを選ぶだけでも上手く整えられます。例えば、明るい雰囲気を目指しているにもかかわらず、木材を使った家具が多くなると方向性がまとまりづらいでしょう。
1個程度を用いる分には良いものの、木製のデスクや椅子でインテリアを作っていくことは望ましくないはずです。自身の経営する企業のイメージとデザインを統一できるよう、周りの方とも相談して決めましょう。
オフィスの印象を上げる家具の使用
インテリアを考えていく上で、オフィスのイメージアップにも気を配らなければなりません。家具はデザインが様々で、使い方によってスペースそのものの評価も変わっていきます。素材があまり良くないもので全て揃えたら、企業に対してチープな印象を顧客に与えてしまう危険性は低くありません。
とはいえ、何も考えずに高級な家具を集めることも上述した通り望ましくないでしょう。最も重視すべき点は、空間の中で過ごす方に居心地の良さを感じてもらえるようなインテリアです。
家具の質感も重要ですが、ストレスを与えないために利便性にも目を向けていきましょう。デスクの収納性や顧客用ソファーのサイズ等にも気を付けていけば、より良いツール選びに繋がります。
空間のバランスに気を配る
オフィスのインテリアは家具自体だけではなく、配置の仕方もしっかりと考慮することがコツです。いくら素材の良いものを揃えたとしても、バランスを考えないで設置したら折角の価値が失われてしまいます。使用している道具の質を高めていくためには、素材をどのように生かしていくかを研究しなければなりません。
例えば、顧客の目に最も触れる機会の多い応接室は、整頓されている状態を見せるためにコンパクトな配置を心がけます。ソファーやテーブル、イメージアップに繋がりそうな壺等の高級品や植物さえ設置すれば良いでしょう。物を置きすぎない方が、見栄えは良くなります。こういった観点も考慮して、とりあえずは必要最低限の家具を揃えることに力を注ぎましょう。
観葉植物の配置も検討する
オフィスのイメージを上げていく上で、観葉植物の配置も忘れてはならない要素の一つです。机や椅子と違い、仕事に使う道具ではないために必要性を感じられないと考える方もいる可能性はあります。しかし、オフィス内の空気清浄や人間のメンタル等に着目すると、観葉植物の重要性は決して軽視できません。
植物には、光合成と言われる働きがあります。本来は栄養づくりに欠かせない反応ですが、過程の中で酸素も同時に外へ排出されるのです。つまり、観葉植物を置いて光・水・二酸化炭素の三大要素を全て与えれば、酸素が室内に充満されます。
植物は、他にも根から吸い上げた水分を水蒸気にして外へ出す蒸散が特徴的です。この働きが室内における湿度の上昇に繋がり、乾燥を防ぎます。爽やかな空間づくりに役立つため、気持ちよく仕事にも臨めるでしょう。
機能性を重視した家具の紹介
オフィスのインテリアには、家具の機能性も考慮していく必要があります。確かに、高品質なツールをとりあえず揃えるだけでもイメージアップの効果もある程度は得られるでしょう。ただし、機能をしっかりと重視していくことによって、業務の効率化も併せて期待できます。では、こういった役割を果たす具体的な製品について紹介していきましょう。
昇降デスク
昇降デスクとは、読んで字の如く上げ下げして高さを調整できる机です。昇降式チェアを導入している企業は多いと思われますが、当該家具も使い方によっては高い利便性を発揮します。仕事の態様も様々で、現代では立ち仕事を望む方も少なくありません。その際に、高さを好みに合わせて調整できる昇降デスクが役立ちます。
また、健康面を考える場合にあたって、長時間座り続ける作業は控えた方が良いと主張する声も多くなりました。加えて、腰痛の悪化や胃腸の不調にも繋がりやすいと考えられています。それを防ぐためにも、立って作業できるようなデスクは需要も高いでしょう。わざわざ複数のものを用意せずとも昇降デスクのみで補えるため、インテリアの観点からも最適です。
スライド式のパーテーション
スライド式のパーテーションは、オフィスをどのように使うかといった選択肢の幅が広がります。仕事を進めていく際に、個人情報を社内でも厳重に管理しなければならない状況も考えられるでしょう。急遽、当該情報を扱える社員で集まる場合は、スライド式のパーテーションがあるとスムーズにスペースを作れます。
とはいえ、完全に閉め切っていても環境的には居づらく感じる方もいるはずです。スライド式であれば、どの程度パーテーションを閉めるか自分で調整できます。必要最低限のみ隠れるようにして、少々の開放感を得られるようにする方法もいいでしょう。スライド式パーテーションを設置すれば、スペースを上手く使い分けていることから、インテリアに関する顧客の評価も高まる可能性はあります。
キャビネットに収納棚を設置
書類の整理には、キャビネットの存在が欠かせません。しかし、仕事を続けていくと保管すべきファイル等の数も増えていくはずです。数年後に破棄できるものであれば良いものの、中には永年管理のタイプもあるでしょう。書類の増加に対応する場合、キャビネットを追加で購入する方法もあります。とはいえ、スペースもその分確保しないといけないため、なるべく控えた方が賢明です。
ここでキャビネット内に収納棚を設置すれば、上記のような悩みを解決してくれます。特にスライド式の棚を取り入れていくことで、保管できる書類の数を効率的に増やせるようになるのです。オフィスのインテリアを考慮しても、何台もキャビネットを設置したくはないでしょう。1個の道具を有効活用できるような工夫は、どのツールにおいても採用していくべきです。
まとめ
以上から、オフィスのインテリアについて影響力や活用法をまとめていきました。もし、上手く整備していく自信を持てないのであれば、レンタルオフィスの利用がおすすめです。家具が既に用意されているため、わざわざ自ら配置方法を考える必要がありません。
また、レンタルオフィスのインテリアはおしゃれなところが殆どです。上述したコツを押さえつつ、オフィスの借り方も入念に検討してみましょう。