シェアオフィスを初めて利用する方は、どのような基準で選べばいいか分からないことが多いのではないでしょうか。オフィスを新しく設置するときに、初期費用を大幅に削減できるシェアオフィス。
また、利用する人数や設備なども柔軟に対応可能なシェアオフィスは年々需要が増しています。本記事では、シェアオフィスを選ぶ際の参考となるよう、大手のシェアオフィスについて詳しくまとめました。
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大手のシェアオフィスを選ぶメリット
近年は、新型コロナウィルスの影響を受け、多くの企業がシェアオフィスの運営に参入しています。その中でも、大手のシェアオフィスを選ぶメリットについて紹介します。
拠点数が多い
大手の場合は全国に構える拠点数が多いということがメリットとして挙げられるでしょう。自分の好きな土地であったり、自宅から通うのが楽な場所であったりと、拠点数が多ければ多いほどその選択肢は広がります。
利用者が多い分交流も多い傾向に
大手の場合は、利用者が多いという特徴もあります。そのため、利用者同士の交流も盛んな傾向があります。他業種の人や同業他社の人とコミュニケーションをとることで、広い視野を持つことができ、スキルアップにもつながるでしょう。
サポートがしっかりしている
大手のシェアオフィスの場合、カスタマーサポートがしっかりしているということも特徴の一つです。シェアオフィスを長期間利用していると「従業員数をもっと増やしたい」「レイアウトを変えたい」といった機会が出てくるでしょう。大手であれば、そういったニーズの変化や利用方法の変化にも柔軟に対応してくれる傾向があります。
シェアオフィスの大手とその特徴
ここからは、東京都内を中心に展開する大手のシェアオフィスを厳選し、7つ紹介します。それぞれの特徴や雰囲気を掴んで、シェアオフィスを選ぶ際の参考にしてください。
1.リージャスグループ
日本最大のシェアオフィスであるリージャスグループ。世界120カ国・1,100都市・世界最多の3,300拠点という大規模さでありながら、1名から利用が可能で、さまざまな利用形態に対応しているシェアオフィスです。
拠点数(2022年11月現在) |
日本国内:170拠点 |
利用可能人数 |
1~100名超も可 |
利用可能なオフィス形態 |
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その他特徴 |
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2.WeWork(ウィーワーク)
世界各国に拠点を持ち、おしゃれでフレキシブルなシェアオフィスを展開しているWeWork(ウィーワーク)。大小さまざまな会議室や電話ブース、フリードリンクサービスなど、あるだけで嬉しいサービスが数多く展開されています。個人での利用から1,000人以上の規模まで対応しており、利用者を選ばないシェアオフィスです。
拠点数(2022年11月現在) |
日本国内:30拠点以上 |
利用可能人数 |
1~1,000人以上も可 |
利用可能なオフィス形態 |
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その他特徴 |
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3.SERVCORP(サーブコープ)
世界22カ国にシェアオフィスを展開しているSERVCORP(サーブコープ)。ラグジュアリーでハイグレードな内装が大きな魅力です。世界各地の全てのオフィスで一流の家具をそろえ、最高級の働く環境を提供しています。ITテクノロジーへの投資も積極的で、各拠点でのインフラ設備が整っていることも人気の理由です。
拠点数(2022年11月現在) |
日本国内:26拠点※内1拠点は2022年12月OPEN |
利用可能人数 |
1~20人 それ以上は要相談 |
利用可能なオフィス形態 |
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その他特徴 |
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4.ビジネスアポート(Business-Airport)
東急不動産が運営する、東京を中心に展開するシェアオフィスです。まるで空港の会員制ラウンジのように上質なサービスと環境が整っており、快適に仕事を進められます。
拠点数(2022年11月現在) |
日本国内:19拠点 |
利用可能人数 |
1~複数名 |
利用可能なオフィス形態 |
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その他特徴 |
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ビジネスアポート(Business-Airport)の詳細はこちらから
5.エグゼクティブセンター
エグゼクティブセンターは、東京を中心に国内で9拠点展開するシェアオフィスです。基本的に、顧客の用途やニーズに合わせてオフィスを用意するスタイルで、1~30名ならすぐに対応可能。それ以上の人数の場合、相談の上でその企業にとって使いやすいオフィスを用意してくれます。
拠点数(2022年11月現在) |
日本国内:9拠点(東京・横浜) |
利用可能人数 |
1~30名 数百名も可(要相談) |
利用可能なオフィス形態 |
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その他特徴 |
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6.Fabbit(ファビット)
スタートアップ企業やベンチャー企業などの支援や、それらの企業と大手企業のマッチングサポートに力を入れているFabbit(ファビット)。国内外にそれぞれ23拠点あり、1万名以上の会員数を誇ります。
拠点数(2022年11月現在) |
日本国内:23拠点 |
利用可能人数 |
1名~ 大人数利用も可(要相談) |
利用可能なオフィス形態 |
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その他特徴 |
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7.エキスパートオフィス
小規模な個人事業主や、サテライトオフィス用のレンタルなども可能なエキスパートオフィス。比較的小規模なオフィスで、高品質の行き届いたサービス提供にこだわるシェアオフィスです。
拠点数(2022年11月現在) |
日本国内:10拠点(東京・横浜・名古屋) |
利用可能人数 |
1~30名以上 |
利用可能なオフィス形態 |
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その他特徴 |
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シェアオフィスの選び方
大手のシェアオフィスについて紹介してきましたが、どこも魅力的であるため、これらの中からどのような基準で選べばいいのでしょうか。詳しく解説していきます。
立地条件
まずは立地条件を確認しましょう。紹介してきた大手のシェアオフィスはほとんどが駅チカなどの好立地ではありますが、自分自身が通いやすいかどうかという視点で見てみましょう。
会議室の利用はできるか
大手のシェアオフィスは多くの場合が会議室を備えていますが、場合によっては予約が取れにくかったり、オプション料金を取られてしまったりすることもあります。会議室については、内覧の際にきちんと確認しておきましょう。
オンライン会議などの設備はあるか
昨今ではオンライン会議も盛んにおこなわれています。そのため、個室となっているだけの会議室のみではなく、オンライン会議ができる設備が整っているかどうかも重要なポイントです。
個室があるか
普段はシェアオフィスのオープン席を利用していても、仕事の内容やその日の集中力の問題などさまざまな理由で個室が欲しいときもあります。適宜利用可能な個室があるかどうかも確認しましょう。
セキュリティは万全か
他社の人とオフィスを共有するわけですから、セキュリティについては十分な配慮が必要です。パソコンが見られてしまうほど通路が狭くなっていないか、プリンターにはパスワード設定が可能か、会議室の防音は大丈夫かなど内覧の際に確認しましょう。
まとめ
今回は、大手のシェアオフィスについて詳しく紹介してきました。大手の場合、ビルがその都市のシンボルタワーといえるほどの規模だったり、内装のグレードが非常に高かったりと目に見える良さにまず心惹かれることでしょう。
それ以外にも、大手ならではのきめ細かいサービスやサポート体制などについて理解していただけたのではないでしょうか。ぜひ、シェアオフィスを選ぶ際の参考にしてください。